8月25日〜27日
岡山県倉敷市大畠 鷲羽山 下電ホテル
参加者 56家族 147名(大人 89名、小中高生 25名、幼児 33名)
医師 佐野俊二 岡山大学病院 心臓血管外科 教授
新垣義夫 倉敷中央病院 副院長
脇研自 倉敷中央病院 小児科 医師
森田純次 倉敷中央病院 小児科 医師
看護師 岡山大学病院 2名
倉敷中央病院 1名
ボランティア 8名
今年は、瀬戸大橋が一望できる下電ホテルに行ってきました。
8年前にも行ったことがあり、成長した心友会の方もたくさん参加してくれました。
今年は、過去最高163名の方が 集まりました。
1日目
今回は、岡山での療育事業ということもあり現地へ直接行かれる家族がたくさんいました。
バスは、西口と研修センターから、会員の家族を乗せて一路ホテルへ。
フロントでは久しぶりの再会にみんな嬉しそうです。
佐野先生・脇先生・森田先生もホテルに到着しました。
そして、瀬戸大橋の見える夕食会場で写真撮影です。
みんなとってもいい笑顔、レンズからはみだしてないかな?

いよいよ夕食です。170畳の大広間にズラ〜リと並びました。
外は暗くなりイルミネーションで飾らた瀬戸大橋がとてもきれいでした。子ども達はボリューム満点のお子様ランチに大興奮。しかし、佐野先生、脇先生は食事をするひまがないほど 会員の方に捕まり お話に花が咲きました。
お父さんやお母さんは、病院で知り合った仲間と再会を喜びながら「元気だった?」「今度カテはいつ?」と
あちこちでおしゃべりがはじまりました。
初参加の子ども達も、ボラや同じくらいのお友だちとすぐに仲良くなっていました。
夕食後は、キャンプファイヤーです。夜の瀬戸大橋が心を躍らせてくれます。
女神様は 山口から参加の合田凛音くんのお姉ちゃんあいらちゃん。以前はシーツでドレスを作りましたが 今年はすこしバージョンアップしてレースのカーテン生地で作り、女神様にきてもらいました。ベールも可愛いテイアラで飾りました。
最近は、学校でもすることが減ったようで初めて経験する子どもがたくさんいました。
砂浜に薪を組んで女神様がトーチに火をつけ薪の周りを歩き、横山支部長・青木秀麿くん・石崎梨緒奈ちゃん・入江陽大くんのお父さんのトーチへと火がつき、5人で薪に点火しました。
薪は勢いよく燃え、暗かった砂浜が一気に明るくなりました。
火が少し熱かったけど、こんなにも綺麗な炎を見ることができ本当に最高でした。
炎の周りで歌や踊りをしたり、親子でゲームをして楽しい時間を過すことができました。
キャンプファイヤーも終わり、子ども達はお風呂に直行です。酸素を外せない藤原颯君はお母さん、お父さんと家族風呂で 温泉を楽しみました。
手術痕の残る体を見せ合い、子ども達は更に勇気をもらったのではないでしょうか。歩けない石崎達ちゃんは、鳥生パパや浜窪看護師さんに入れてもらいました。小学生になった達ちゃんは少し恥ずかしさもあり男性人にお願いしました。
お風呂から上がり、子ども達を寝かしつけた後は、いよいよ懇親会です。
手術を待っている親がどんな気持ちで待っているのか、もし待機中に何かあったり、子どもの命のことを考えたら親としてどんな行動をしなければならないのか?いろいろな話が飛び交いました。現在岡大CICUが8床から6床に減少。手術して1番フォローをしなければならないCICU,PICUが減少してなかなか手術がはかどりません。守る会も病院長にCICI.PICUを元にもどして、手術待機者が 少しでも減少するようにお願いをしていますがなかなかお会いしてくれない現状です。手術を待っている親の気持ちを全然理解されて無いように思われても仕方がないと 憤りさえ感じてます。
心友会(15歳以上の病児者の会)も参加していたので、大人になってからの事・子ども時代・学校のいじめ・本人達からの言葉に親は一生懸命聞いていました。なかなか大人になった同じ病名の方と お話をする機会が無かったためでしょうか?また、我が子と重なり真剣にお話を聞かれていました。心友会員も嫌がることなく、辛いことも また親との関わり方な土も話してくれ子育て真っ盛りの親は改めて 考えさせられる事ばかりでした。とても良い時間になりました。
佐野先生、脇先生も午前3時までお付き合いしてくださり 話に花が咲きました。
2日目、3日目に続きます・・・